日本発条健康保険組合

健保のしくみ

健康保険とは?

私達が日常生活していく上で、心配なことを軽減する為に、国の制度として負担(保険料)と給付のバランスを考慮して作られた社会保険制度があります。老後の生活のための年金保険、介護を必要とするようになったときのための介護保険、そして健康保険は、万が一病気になった場合やケガ、出産、死亡などで治療費や生活費を必要とする場合に備えた制度として存在しています。

健康保険組合とは?

健康保険は、本来は政府(厚生労働省)が実施するものでありますが、政府に代わって健康保険業務を行うことが出来る公法人が健康保険組合です。健康保険組合は全国に1,400近く設立されています。

健康保険組合の特徴

  1. 健康保険組合は一定程度の裁量を政府から認められており、その範囲内での保険料率の設定、および保健事業の実施などを独自に行うことが出来ます。
  2. 保険料率は法律で3~13%の範囲で、事業主側の事情を反映して設定することが可能です。また、被保険者の負担割合を事業主のそれより低くすることが出来ます。
  3. 加入している被保険者や被扶養者の年齢構成、男女比、地域差、疾病の傾向などから人間ドックやがん検診などの独自の保健事業が実施可能です。
  4. 財政事情に応じて、法定給付を上回る付加給付(独自給付)制度を設定することもできます。
  5. 政府の財政調整事業の対象となり、高額医療費の助成、財政窮迫組合への助成を受けることが出来ます。

我が国の医療保険

  • 健康保険組合
  • 全国健康保険協会(協会けんぽ)
  • 共済組合(国家公務員、地方公務員、私学教職員)
  • 船員保険

地域保険(地域住民が加入する医療保険)

  • 国民健康保険(農・漁業、自営業、自由業など)

後期高齢者医療(75歳以上の人が加入する医療保険)

  • 後期高齢者医療制度

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